散 手

単式がある程度出来るようになると対人練習へと進む。これを散手と呼ぶ。
初めは技を決め、二人で攻守交互に行う。定歩で始め、慣れたら活歩で行う。
最終的には、技を限定せず、自由な攻防を行う。
「補手[才率]掌」のように単純なものから始め、段々と複雑なものへと進む。
通背拳で有名なのは、三合炮、七手など。内容は伝承者により異なる場合もある

 七手(定歩)
  引手
  補手[才率]掌
  落手拍掌
  補手鑽拳
  補手転換掌
  落手拍掌
  補手鑽拳
  [才率]掌
 三合炮(活歩)
  引手
  落手拍掌
  鑽拳
  
  
  大連、労働公園
  夏重規老師と徒弟

**一般的には、技を決めてのものを「対練」、自由な打ち合いを「散手」と言うが、ウチではどちらも「散手」と言う


目次 歴史 通背とは 特色 技術
伸肩法 五行掌 散手 套路 器械