不定期連載

(気が向いた時とも言う(^-^;)


群馬支部練習日記

練習日記群馬支部2008.07.19 21:00~23:00高架下

参加者、長井くん、片山、炭田さん、関口くん
久々夜練。判官筆を自宅から発掘した時に一緒に出てきた錬子鞭を持ってきて、長井くんに見せてると片山も持ち出し鳴らす。夜更けの高架下でパーン、パーンと得体のしれないブツを鳴らしてる我々はどう見てもヤバいよなと思いつつもオレは通報されたことはいまだかつてないから平気かなとも思う。
基本功、早めのペースで各100回ずつ行い、続いて五行掌。片山は前方向の発力に独自のアレンジを加えてるので受けた時の感じが独特。特に摔、拍。鑽は本日少々威力不足だった。関口くん、才率、拍は良い時とイマイチな時と少々ムラがある感じ。鑽はよくなってた。以前は腰を入れて胸を張ってる感じが強かったけど、今日はちょい低架虚歩でちょい前傾、突き刺すような突き抜くような良い感じの鑽になってた。炭田さんは揺臂法の時、腕が左右にちょいブレてるのが気になった。才率はやはり突きになってしまう。拍は形意の劈。でも、直すのは難しいかも。動きが似てるから。長井くんもまだまだ突く感じ。ただ、今までの体の使い方や筋力、スピードでそこそこ威力は出てるので、本来の通背の動きにどう持っていくかがこれからの課題。今のままやっててもこれ以上は(通背としては)伸びない。突きのやり方で打つなら「突き」をやったほうが威力も出るし、使いやすいハズ。才率をやるからには摔の正しいやり方でやらないと。しばらくは慢練かな?ゆっくりやって威力を出す。片山と関口くんは探背も。探背は形通りにやるのがコツ。転換掌を受けられたところから、相手の腕にまとわりつくような、そしてその窮屈な姿勢から肘を固定して(伸ばさず)最後に掌根を心臓に向かって叩き込む。あと肩がポイントになっている感じがするけど、言葉ではうまく伝えられない。あえて言うなら肩も固定している感じ(でも実際には動いていると思う)。まぁオレの動きをよく見てください。関口くんが背中が痛くなったと言ってたけど(片山も言ってたかな?)、別に特別なことはしていない。ただ常松先生に習った通り練習してきただけ。探背掌自体も特別たくさんやった訳ではなくて、たま~に練習するくらいの技だった。オレが栃木から群馬に通っていた頃、ミッドナイト問屋町練習でミット打ちしてた時、そう言えば探背もミットで打てるなと思ってやったら思いのほか威力が出て結構良いかもと思ったのが頻繁に練習するようになったきっかけ。それまでは対練で生身に打ってたから思いっきり打つのは遠慮してた。生身の時は鎖骨のちょっと下(胸)を狙う。本来探背は顔か心臓を打つ技だけど、素手かつ生身ではちょっとね。

練習日記群馬支部2008.07.12 09:00~11:30浜川運動公園

参加者 長井
本日30度超えの天気予報。夏は暑いもんよ、と家を出る。
珍しく早めに着いたので圧腿を。ここ何年か(いや、10年位かも)圧腿はたまにしかやらなくなってるのでイカンなと。せめてデコが付くくらいはキープしておきたい、民間武術家として。
そうこうするうち長井くんが来たので、基本功から。先週は肩が筋肉痛になったそうだ。初心者は揺臂法を肩の力で回してしまうのとまだ肩がそれほど柔らかくないので、大抵は肩が痛くなる。群馬支部では通常は100回単位で行っているけど、それでも初心者は肩が痛くなるのが普通。肩が柔らかくなって、腰(中国腰)で腕を回せるようになって初めて通背拳の練習が始まるようなものだけど、常松先生の時のようにそれだけを2~3年という訳にはいかないので、揺臂法が出来ていなくても、ある程度は先に進む。揺臂法の注意点。イメージとして、腕は背中の中心から生えている(肩からではなく)。腰の横回転を主動力として腕を回す。回す腕は正面からみた時地面と垂直の一直線上。先端に重りの付いた糸を回すようなイメージ。リラックスはするが意識は抜かない。背中の中心から中指の先までピンと一本筋(ピアノ線のような)が通っているようなイメージ。内側から外側へ張り出すようなイメージ。練習を積んで肩が柔らかくなって、腰を主として全身を使って腕が回せるようになった状態をオレは「肩が抜けた」状態と思っている。これはオレ流の表現の仕方。常松先生は言わない。やっているのを見れば肩が「抜けた」かどうかはわかる。自分で肩が抜けたかどうかを確認するには回数でわかる。目安として1000回連続でやって肩が痛くならなければ肩が「抜けた」と思って良いと思う。左右の揺臂法を前後、双手を左右やるので、合計6000回。大体1000回で10分だから、全部で1時間。群馬支部の古株のほとんどの面子は肩が抜けている。あと大事なのが下半身。腰から下の部分。特に股関節の部分が良い感じで折れていて、体重と言うか重心というかが上手く下に落ちていることが重要。見ればわかるんだけど、揺臂法みたいに客観的にわかる方法は今のところ思いつかない。昔みんなの揺臂法をやってる写真を撮ったのがあってそれで説明しようと思ったけど、今みつからない。どこにやったかな

練習日記群馬支部2008.07.06 浜川公園

参加者 長井(体験)、加藤(父)
昨日職場のイベントがあったため、本日の練習。ちなみにイベントはオレが実行委員長でした。その準備でかなり忙しい日々を送っておりましたが、他スタッフの協力もあって、500人集客し、売り上げもそこそこ出た模様。ありがとうございました>関係者
そのイベントを手伝ってくれた職場後輩が興味があると言うので本日体験。
かつて極真(茶帯)、現在自主練だったかな。24才筋肉質な好漢。
加藤父と(本日息子さん欠席)一緒に基本功から、上半身が結構ビルドアップされているので、揺臂法は窮屈そう。
一通り、通背基本功を行った後、圧腿、踢腿。圧腿は割とカラダが柔らかいほうでまぁまぁ。足首がもっと柔らかくなるとデコあたりは爪先につくかな。[足易]腿もまぁまぁ、形になってる。体力、持久力はかなりありそう。
小休止の後、五行掌、摔、拍。やはり最初は「突き」になってしまう。「ふとん叩き」の説明で、正しい打ち方の感覚をつかんでもらい、リトライ。前より良くなったけど、スピードに頼って威力を出そうとしてしまうので、ゆっくりやるように指示。その後、引手、架手を説明し、補手摔の対練。しばらくやってうちでの練習のやり方などを説明し、なにか質問はと聞いたら、どんなふうに組手をやるのか知りたいというので組手。眼鏡しているので外したほうが良いかなと思って言ったら、かなり視力が悪いようなのでそのままやることに。「どんな風にするんですか?」と聞かれたので「お互いやりたいように、適当に」って感じでスタート!極真スタイル(かな?)で割と間合いは近め。蹴りが得意なようでロー、ミドル、ローからハイへの変化とか、それらの蹴りから突きに繋いでくる感じ。手による顔面攻撃は不慣れなようで摔、拍、転換掌は割と入りやすい。気をつけてたつもりだったけど、眼鏡を飛ばしてしまって、結局眼鏡なしで(スマン)。どれくらいやったかな?暑さと昨日のイベント疲れでオレの息が上がってしまったので(言い訳(^_^;)、早々(2~3分くらいかな?)に組手終了。興味を持ってもらえたようで、入会となりました。蹴りが得意なので組手の時良い練習ができそうで、こちらも楽しみです。
加藤(父)さん、自主練の成果が基本功に見てとれました。五行掌も毎回ではないけど、時折良い感じでミットが打ててますので、その比率を上げていきましょう。
いやぁ~、それにしても今日は暑かった。練習前後で2kg体重減でした。こんなの久々。
そう言えば今日は昔好きだった子の誕生日。今思い出した。どうしてるのかな?

練習日記群馬支部2008.06.28 浜川公園

参加者 福島、磯、斉田 セガレの小学校のバザーの関係で時間変更し、13時から。しかも少々遅刻なオレ。すまん。
高校生になった磯くん久々の参加。勉強ガンバリすぎて(本人談)選抜クラスになったため土曜AMは授業があり、練習参加が難しくなってしまったとか。
基本功を早めのペースで行う。磯くん自主練で基本功は続けていた様子で、全体的にはまぁまぁ。ただ、下半身の安定というか締め具合がイマイチ(柔軟性が足りないとか股関節の使い方とかだろう)。福島くんは全体的にほぼOK。開合とかはオレより上手いかも(オレ苦手)。悠帯も顔が左右に動かず良し。伸肩法。福島くんはほぼオレのイメージに近い。磯くんは左右の腕の連動(通臂猿猴。特に引く方の腕・背中の意識)と中心からの意識不足。その後、摔、拍、穿劈、三合炮の行状(活歩)練習。往路普通に、復路できるだけ早くと指示。磯くん行状自体をまだあまりやっていないので、不慣れ。さらに三合炮の時、技三つが細切れになってしまっていて連環していない。福島くんほぼ良い感じだけど、早くした時、一つ終わって次に移るツナギをさらにスムーズに行えるように(全部一連の動作で)。斉田くん、全体的に固め、ただ三合炮自体の連環はまぁまぁ良し。
小休止後、五行掌素振りとミット打ち(站状)。福島くん、摔、拍、鑽、ほぼ良し。ちょっと前は鑽がイマイチだったけど、今は良い感じ。突き刺す鑽。後足が生きてる。磯くん、摔はまぁまぁ、拍の時肩に力が入りすぎ。鑽は腕の力に頼りすぎ。斉田くん、全体的に威力不足。もっと奥まで!磯くんの鑽で福島くんから後ろ足が浮いてるから力が出ないと指摘。そう!まさにオレも言おうとしてたとこ!(みんながやってる時、しゃがんで足下チェックしてたのはその確認)どうすれば良い感じにできるかが感覚だけではなく、理論的というか物理的にわかってきたようだね>福島くん
摔、拍は手首の返しとかの腕の動きがある程度わかるとそこそこ威力が出るけど、鑽はカラダ全体が協調してないとダメ。それを実感してもらうため、10cmくらいの距離から打つ練習をする。
次、前蹴りの受け。(蹴り自体がうまくないと受けもうまくならないというのもあるけど、今日は蹴りをやらずに受けのみ)しばらくやってなかったので皆イマイチ。後半福島くん調子あがってきたかな?蹴る方が苦手なのか、遠慮がちなのかもっと腹にドカンと入れるつもりで蹴ってね。そうしないと受ける方の練習にならない。オレは割と良い感じで受けられました(自画自賛)。
組手。総当たりの1分戦。じゃんけんで順番決めてスタート!福島くんが一番。斉田くんとやった後、対オレ。午前中のバザーが足に来てたのと右手突き指がまだイマイチなので、カウンター狙いだったオレ(^_^;上段には架打、中段には被せる鑽。余力があれば転換掌から横摔か探背くらいを考えて臨む。それぞれ一発ずつくらいは狙い通りに行ったかな?あまり足を使わなかったので(言い訳(^_^;)良いのを顔に一発もらった(摔か拍か?)。
オレ対磯くん。同じくカウンター狙いだが、三合炮で決める方針で臨む。何らかの仕掛けから三合炮。磯くん組手しばらくやってなかったせいか、少し引き気味。慣れもあるから、学校休みの時、なるべく都合つけて出てきてね。


竹影清風 わたる/新井 亘 2008.07.26