変化と速さ。速さには物理的な速さと相対的な速さがある。
『物理的な速さ』
単純に繰り出す技の速さの事である。この速さを得るためには、先ずは柔軟性が必要である。数々の基本功により肩、手首、腰、脚等、全身の柔軟性を高める。
『相対的な速さ』
「物理的な速さ」には限界があり、またいくら練習していても、歳と共にそれは衰えて行く。そこで、次に求められるのが、「相対的な速さ」である。これには、いくつかの方法がある。例を挙げると、技を繰り出す角度、タイミング、変化などで、相手に攻撃を見えないようにしたり、素早いと感じさせたりする。
これらの「速さ」を得るための練習法や口訣がいろいろと伝えられている。