元来、通背門は「単練為主(単式の練習を主とする)」で、通常の練習も基本功と単式の反復練習やいくつかの技を組み合わせた対人練習(散手)が主である。 祁太昌時代には、老折拳、明堂功くらいしかなかった套路であるが、修剣痴時代に技術の改革が行われ、老套路の再編や新套路の作成が行われた。小連環、大連環、通背拳、猿鵬奇勢などの現在伝えられている套路のほとんどが、この時作成されたと言う。
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通背門最古の套路は明堂功と言われているが、現在これを伝える人は少ないようだ。通背門の套路は一般に迅速に行うものが多いが、この明堂功は太極拳のようにゆっくりと行う。明堂功の中には五行掌の各動作やその他通背拳の主要な動作はほぼ含まれるが、明堂功にしか存在しない技術もある。
猿猴出洞、猿猴入洞、一字連撃炮、奇形花撃、十二連珠炮、大鵬展翅、小周天 小連環、大連環、猿鵬奇勢、奇形花撃炮、通背拳、通背掌、三十六手、五十四手、奇形連拳、通背功、明堂功、養気功などの套路が存在するが伝承者により、いろいろ
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